排卵済みで移植が延期になってしまった話

体外受精

私は今、8回目の胚移植に向けて準備中です。

 

先月、移植する気満々で病院に行ったのですが、まさかの「排卵済み」で移植が延期になってしまいました。

 

3年間の不妊治療ではじめてのことだったので、ちょっとショックでした。

 

同じ過ちを繰り返さないように、胚移植と排卵の関係についておさらいです。

 

 

排卵済みだと移植できない理由

胚移植をするときは、エコーで卵胞の大きさをチェックして、排卵日を特定します。

 

受精して5〜6日目の胚盤胞を移植するときは、排卵日の5日後に移植します。

 

というのも、受精卵が子宮に着床できる時期は決まっていて、この時期のことを「着床の窓(インプランテーションウインドウ)」と言います。

 

 

「着床の窓(インプランテーションウインドウ)」とは

「着床の窓」というネーミングから、なんとなくスピリチュアルなものを連想してしまいますが、ちゃんと医学で立証されています。

 

 

自然妊娠では、排卵した卵子と精子が、卵管のはしっこで受精し、受精卵は卵管を通って子宮にやってきます。

 

このとき、排卵後に卵巣から分泌されるホルモンや、卵管内を移動中の受精卵から送られるシグナルで、子宮は着床の準備を進めます。

着床のイラスト

 

胚盤胞になった受精卵が子宮に到着するときに、子宮の受け入れ態勢が万全に整っていて、はじめて着床できるのです。

 

子宮内膜が着床に向けて細胞構造を変化させて受精卵の受け入れが可能になるのは、排卵から5日後(卵巣黄体からのプロゲステロンの分泌開始からおよそ5日後)と言われており、これより早すぎても遅すぎても子宮内膜側が受精卵を受け入れることができないため、妊娠が成立しません。

佐久平エンゼルクリニックより引用

 

排卵から5日後に移植すれば、着床の窓とぴったり重なるというわけですね。

着床の窓の図

 

卵胞チェックで排卵前だった場合、排卵日を特定できるので、「着床の窓」を狙って移植することができます。

 

だけど、排卵済みの場合は、エコーや血液検査でも、いつ排卵したのか特定するのが難しく、「着床の窓」とずれる恐れがあるので、胚移植を次の周期に延期することになります。

 

 

排卵日を逃さないためには

自然周期で移植する場合、生理開始の10日目くらいから受診して、エコーで卵胞チェックをするしか、排卵日を特定する方法はないです。

 

でも、10日目に受診すると、まだ卵胞が小さくて「2日後にまた来てください」「明日もう一度診ましょう」となって、通院回数が増えて費用がかさむんですよね。

 

私は通院回数を減らしたくて、排卵日ギリギリを狙って受診していたのですが、それが失敗でした。

 

受診費用はケチったらダメ。

排卵は、思いがけず早まることもある。

 

 

お仕事などで、何度も通院するのが難しい場合は、「ホルモン補充周期」で移植すると、通院回数は抑えられます。