採卵で卵子を取ったら、次は受精卵を子宮に戻す「胚移植」が待ち構えています。
だけど、子宮を休ませるために採卵した周期は胚移植をせずに、生理がくるのを待ってから胚移植をすることがあります。
そうなると、生理がいつ頃くるのか気になりますよね。
私が過去3回行った採卵の生理周期をまとめてみました。
1回目の生理は早いが2回目は遅れる傾向
結論から言うと、採卵後すぐの生理はいつもより少し早くくるが、2回目の生理は遅れることが多いです。
もちろん個人差はありますが、調べてみるとネットでも「2回目は遅れる」と言う意見が多いです。
病院の先生に聞くと、採卵の次の周期は排卵がないことがあるので、生理周期が乱れるそうです。
では、どのくらい遅れるのか、参考に私が採卵したときの生理周期をご覧ください。
1回目の採卵:ロング法

1度目の採卵は、ロング法で38個の卵子が採れました。
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)で入院しましたが、生理は採卵から12日後、生理周期27日できました。
私は大体28日周期なので、この時はまぁ普通。通常通りに来たことになります。
だけどその次の周期は、低温期が長く、この日が排卵かなと思う日はいつもより遅い22日目。
結局生理が来るまで、42日もかかりました。
2回目採卵:アンタゴニスト法

2度目の採卵は、アンタゴニスト法で18個の卵子が採れました。
この時は、軽いOHSSになったものの、次の周期には移植できると先生に言われたので、採卵の翌周期に胚移植をしました。
採卵した周期の生理は、採卵から13日後の生理周期23日にきました。
いつもより早くきたけど、採卵がいつもの排卵日より早いタイミングだったので、高温期の長さ自体は変わっていません。
次の周期は胚移植をしたので、病院のエコーで排卵を確認してもらいました。
13日に来ているので、いつも通り。
生理は32日だけど、胚移植でデュファストン(黄体ホルモンのお薬)を飲んでいたから遅れただけのような気もします。
3回目採卵:ロング法

3度目はロング法で、32個採卵できました。
この時もOHSS(卵巣過剰刺激症候群)で入院したので、受精卵は凍結して移植は数ヶ月後にすることに。
採卵した周期は、いつもとほぼ同じ27日で生理がきました。
次の周期は、やはり低温期が長く、生理が来たのは39日でした。
排卵誘発剤が影響している?
3度の採卵を比べてみると、採れた卵子の数に合わせて生理周期が伸びています。
排卵誘発剤を使う採卵では、小さな卵胞も大きく育てるので、次の周期の卵胞の育ちが遅くなるのかもしれません。
たくさん採れた時は、その分次の周期に影響するのかな?と考えています。
はじめは生理がこなくて不安でしたが、よくあることなので、あまり心配しなくても大丈夫です。
ちなみに、3回目以降の生理は28日周期に戻りました。